例えば美味しいビールになったり

嵐さんとうぇすとくんがすき。

ジャニヲタとSNS

 

 TwitterのTL上に流れてきた"ばどがレコメン"という文字に、私はとてつもなく嬉しくて直ぐに情報を求めるようにサーチをかけた。レコメン、と入れれば次に重大発表と続いて、調べるうちに丸ちゃんがなにか匂わしたあとの卒業発表だと言うことを知った。そのあとも、レコメンのサーチの手は止まらない。流れてくるのはレコメンを聞いていたエイターさんの方が多くて、そしてそのツイートの多くに複雑な心境が綴られていた。

 

Twitterというのは、本当に手早く情報を集められる。遭遇情報、番協やコンサートのレポ、出演情報や新しいお仕事まで。本当に便利だと思う。私もアカウントを作ってから嵐さんも、WESTくんたちも情報をたくさん手に入れることができた。それに番組を見てこれはたまらない!と思った瞬間をフォロワーさんときゃっきゃ共有できたり、こういう、新しいお仕事が決まったときに一緒に喜べたりする。すごく良いツールだと思う。ただ、時々接種過多で苦しくなるのだ。それが、今回の例だと思う。

 

レコメンが生放送で三時間番組だと言うこと、エイトさんたちが長い時間をかけて作り上げてきた番組だと言うこと、夫婦の二人が安定して長い期間を続けていたのに突然横ちゃんが卒業したこと、丸ちゃんが新しく加わってエイターのなかにはやっとこの体制を受け入れてきた人もいること。たった10分ほどのサーチで知らなかったこれだけの情報を得た。エイターさんにとって、どれだけ大切なラジオ番組かということをきっとほんの少しでしかないんだろうけど、実感した。

 

そこに突如加わるエイト以外のメンバー。吃驚するし惑うし、やっぱり受け入れられないか。誰かが、もしジャニストの今のラジオに淳太だけが残ってあとはジュニアですってなったときを想像して!?と呟いていたけれど、私の番組への愛着が浅いのか、そんなに抵抗はなかった。でもそれはきっとまだWESTの番組の歴史がそんなに深くないからかもしれない。木曜のレコメンのための生活が長年の習慣になっている人も多いようだったから。

 

ジャニーズ事務所だけではなく、芸能界にはバーターという仕事の取り方が存在する。ジャニーズは割と顕著にそれが現れる。次売りだそう、と思ったグループは大体どこかの先輩グループにつける。去年のじゃんぷちゃんがその例だと思う。その売り方は決して間違いではないだろうし、実際嵐ファンからじゃんぷちゃんに流れた人もたくさん居る。(これもTwitterで得たなあ) それが今、WESTの出番。この前も書いたみたいに、今が彼らの勝負の年だと思うから、良いことなんだと思う。

 

ただ、エイターはよく思ってないみたいだった。今回のレコメンもそう、ジャニ勉もそう。私は、ジャスミン色の方が強いから、好きなエイトとWESTが絡んでるだけでとても嬉しかった。でも、ジャスミンではないエイターからすれば、"乗っとり"に思えるのか、と今回のサーチで知った。

 

ジャニ勉のときも荒れたみたいだった。私はその頃アカウントがなかったから知らなかったけど。そう、アカウントがなかったら、知らなかったことがたくさんある。それは、知りたかったことも、そして知りたくなかったことも。これが接種過多の状況である。何が書きたいかわからなくなってきたけど、むしろもう文章はめちゃくちゃだけど、書かずにはいられなかった。レコメンTLの前はヒモ流星TLですごく幸せだったのに。こう、好きなものを共有できる時間だったのに。

 

ばどが、WESTが悪いと叩かれていることも我慢ならなかったし、エイターさんたちの苦しみを無下にすることもできなかったし、確かにもっとWESTの実力で番組を増やせないかと思ったし、でもバーターや学ばせてもらうために先輩につける人たちとしてWESTが選ばれることへの喜びもあるし、単純にお仕事が増えた喜びもある。もう140字では押さえられない思いがあるのだ。

 

ジャニヲタとして、欠かせないSNSが、ジャニヲタとして一番苦しいツールになっている。どうしようもできない。だけど私は辞められないんだろうな。いち早く彼らの情報を手に入れたいと思うんだから。

 

ばどが入るなら聞かない、と言う人も居るしばどが入るから聞こう、と言う人も居る。きっと、こうやって世界は回っていく。でもそうやって収めることはできなかったよ、私の小さな頭と心では。うまく、SNSと付き合える女になりたいです。